2010-06-27

梅雨の晴れ間に

毎日、梅雨の雨がじとじと降っていましたが、今日は、少し晴れ間が出ていたので、宝ヶ池公園まで、子供とザリガニ採りに行きました。
  なんでも上の子が、小学校で生き物がかりになっていて、飼育するいきものを学校に持っていかなくてはいけないようです。



雨が上がった直後なので、楓にも雨粒がついています。

宝ヶ池公園内の平安騎馬隊の厩舎の近くに、小さな池があります。普段は干上がっていることが多いのですが、梅雨の時期は、いっぱい水をたたえています。


ソーセージを餌にしてザリガニ釣りをしましたが、なかなか釣れません、、、、、、

近くにはたくさんキノコが生えていました。たべれるんでしょうか?


ザリガニは結局釣れませんでした。近所の子供が寄ってたかって乱獲するので、絶滅してしまったのかもしれません。前はたくさん釣れたんですが、、、、、


雨は降りませんでしたが、蒸し暑い一日でした。早く梅雨が明けないかなー。

2010-06-09

京都のミステリースポット~赤山禅院~

先週の日曜日は、歩いて赤山禅院に行ってきました。赤山禅院は、仁和4年(888)、天台座主・安慧(あんえ)が、師の慈覚大師円仁の遺命によって比叡山延暦寺の別院として創建 されたのが始まりだそうです。本尊は、赤山明神(唐名で泰山府君)です。
 赤山禅院は、京都の表鬼門に位置し、都の守護の役目を果たしています。泰山府君は、道教において、人間の生死や死者の生前の行為を裁く神であり、陰陽道の主神であるとのことです。陰陽師、安倍晴明は、泰山府君祭という死者をよみがえらせる秘祭を執り行ったということです。お寺のいわれからして、謎めいています。


赤山禅院の入り口。お寺なのになぜか鳥居があります。


山門横の石碑


山門をくぐって、境内に入ります。


みやこ七福神ののぼり。赤山禅院は、泰山府君を人格化した福禄寿ということで、幸福・高禄・長寿に御利益があるそうです。





赤山大明神(泰山府君)がまつられている神殿。お寺と神社が渾然一体としています。昔は、神と仏は渾然一体として信仰されていたことがよくわかります。





狛犬もどこか中国風です。しかしお堂に狛犬?って感じです。


今日使っているレンズは、smc Pentax-M 50mm 1:1.4。暗いところでもよく写るレンズです。大口径だけあってボケもいい感じです。



境内には、古い石像がたくさんあります。


福禄寿のおみくじ(500円)がたくさんならんでいました。


七福神の像


境内に古い消防用の手動ポンプ車がありました。


















参道横の鳥よけ、、、、ちょっと不気味。

2010-06-05

赤の宮神社

今週の土曜日は、自転車で赤の宮神社に行ってきました。赤の宮神社は、左京郵便局の近くの疎水沿いにあります。説明書きによると正式名称は、賀茂波爾神社(かもはにじんじゃ)というそうで、天照大神の御弟神の波爾安日子神(はにやすひこのかみ)と波爾安日女神(はにやすひめのかみ)を祀ってあります。
 ちょっと調べたところによると波爾安日子神は、伊邪那美命が火の神迦具土神を産んだときに、火傷で苦しみながら糞をした、その糞から生まれた神であるそうで、波爾は埴輪の埴と同義で、埴は陶器や瓦の原料になる赤土を意味します。また、この神社の末社に、お稲荷さんが祀られていて、稲荷社は赤く塗ることからも赤の宮と呼ぶようになったのではということです。

鳥居をくぐって神社の境内に入ります。


神社の隣には疎水が通っています。


昔から波爾安神は田の畦や川の堤などに守護神として祀られたそうで、記録によると高野川は、昔は今より東側を流れていたそうですから、おそらく、赤の宮神社は元々、高野川のほとりに川の氾濫を抑えることを願って祀られたのでしょう。

 
正面から舞殿を望みます。

波爾井というご神水の井戸があります。



 
波爾井の説明板。「日本書紀」によると、伊邪那美命は死の間際に土の神埴山姫神と水の神罔象女神を生んだとされており(http://www.din.or.jp/~a-kotaro/gods/kamigami/haniyasu.html)、埴土を水で練って作られた祭具は、土と水の力を象徴しているそうです。そういう観点から考えると説明板の記述も納得できます。

 
近所の方々が水汲みに来ていました。



 
本殿です。

 
狛犬

 
もう一匹、狛犬

稲荷に続く鳥居

今まで、何気なく通り過ぎるだけの赤の宮神社でしたが、神社のいわれを調べてみるといろいろ新しい発見があって面白かったです。


2010-06-03

京都国際会館

国立京都国際会館は、宝ヶ池公園に隣接して建っています。京都議定書を締結したCOP9で使われた日本国内有数の国際会議場です。この独特なデザインの建物は、代々木第一体育館や東京都庁舎の設計で有名な丹下健三門下の大谷幸夫の設計で、1966年に開設された日本で初めての国際会議場です。
建設されてから、既に40年以上立ちますが、いまでも十分モダンというか奇抜なデザインの建物で、ウルトラセブンやロボコップなど様々な特撮ものに宇宙基地などで登場しています。


設計のコンセプトは、日本古来の合掌造りと現代建築の融合だそうです。いかにも高度経済成長期にはやったデザインといった感じです。



国際会館は、宝ヶ池公園に隣接して建っています。宝ヶ池の自然と国際会館の建物は結構ミスマッチっぽいのですが、不思議とあまり違和感がありません。


国際会館の脇の小径です。夕方なので人があまりいません。


宝ヶ池公園から比叡山を望む。


夕焼けと国際会館。私の中にあるウルトラセブンのイメージって、夕焼けなんですよね。メトロンという宇宙人が夕焼けの中でウルトラセブンと戦う場面があって、未だに印象に残っています。